(弁護士が検証)海外FXに関する法律問題-コンサル、エントリー配信、EAの販売、ソーシャルトレードの違法性の問題etc-[工事中]

FXのコンサル/サロンやLINEによるエントリー配信、MAM・PAMMの違法性に関して、過去に記事で書いたが、具体的な行為の違法性について、種々ご質問を受けるので、本記事では、これまでの質問をまとめたい。なお、本記事に記載する見解はあくまで私見であり、裁判所や行政庁の公式な見解が存在しないものも多く、また、事実関係に拠るところも大きいので、実際に当該行為を事業として行うことを検討している方は弁護士に相談することをオススメする。

結局のところ、FXトレーダーの皆様が特に気にする海外FXに関する法律問題の多くは、当該行為に金融商品取引法により求められる金融商品取引業の登録がなく、当該行為を業として行うことが無登録営業に該当しないかに尽きるので、本記事でも、当該行為を業として行うことが「金融商品取引業」(金融商品取引法2条8項)に該当し、金融商品取引業の登録が必要ないかを中心に検討する。なお、分かり易さの観点から、理論的には正確なところと細かい点で異なる(ある意味正確ではない)事項や、細かいの説明を省略した事項も含まれているが、この点はご容赦願いいたい。

1 日本のFX業者

「店頭デリバティブ取引」(金商法2条8項4号)を業として行っているので、第一種金融商品取引業者としての登録が必要(金商法28条1項3号)。

2 海外のFX業者(海外ブローカー)

日本の居住者を対象に「店頭デリバティブ取引」(金商法2条8項4号)を業として行っているので、第一種金融商品取引業者としての登録が必要(金商法28条1項3号)。
但し、海外ブローカーサイドとしては、日本人を対象にFX取引を展開・勧誘しているものではなく、単に日本語のホームページを作ったら、たまたま日本人がそこから口座開設を行っている、換言すれば、”日本国内では”FX業者としての活動・勧誘を行っていないと整理している。
金融庁としては、各海外ブローカーに無登録営業について警告書を発出しているが、海外ブローカーは通常日本に支店等は持たないので(差し止めや罰則を科すことができる対象が存在しないので)、何ら機能していないのが実情である。実際は黒だけど、リアルリスクがないことを以て、海外のFX業者はグレーである、と言われたりするわけである。

3 海外ブローカーを利用するトレーダー

海外ブローカーを利用してFXトレードを行うこと自体は、金融商品取引法上の「金融商品取引業」に該当しないため、登録は不要である。

4 FX取引のコンサル/サロン

投資業界には「コンサル」や「サロン」という概念が存在する。明確な定義があるわけではないが、ざっくり言うと、(a)入会料金を支払ってもらえれば、取引手法等を教えてますというゼミ(グループ)のパターンもあれば、(b)単に取引仲間のグループ(ex.ドル円をメインで取引するトレーダーの集まりであるドル円サロンなど)というパターンもある。

コンサル/サロンについて、投資助言業の登録(金商法28条3項1号)が必要ではないかという質問をよく受ける。

投資助言業とは、ざっくり言って、金融商品の価値等の分析に基づく投資判断(投資の対象となる有価証券の種類、銘柄、数及び価格並びに売買の別、方法及び時期についての判断又は行うべきデリバティブ取引の内容及び時期についての判断をいう。)に関し、口頭、文書(新聞、雑誌、書籍その他不特定多数の者に販売することを目的として発行されるもので、不特定多数の者により随時に購入可能なものを除く。)その他の方法により助言を行うことを約し、相手方がそれに対し報酬を支払うことを約する契約を締結し、当該投資顧問契約に基づき、助言を業として行うこと(金商2条8項11号)である。

さらにざっくり言うと、
①具体的な相場における投資判断に関する情報提供
②お金の支払い
③①と②の関連性
があれば、投資助言業に当たり得る。
コンサル/サロンは、(a)単に取引仲間のグループ(ex.ドル円をメインで取引するトレーダーの集まりであるドル円サロンなど)であれば、①乃至③のいずれも満たさないだろうし、(b)取引手法等を教えてますというゼミ(グループ)に留まる限りは、お金を取っていても、①を満たさないのであるから、投資助言業の登録は不要であろう。
【以下、工事中。皆様からの質問など、整理して以下載せる予定。】

5 LINE/NOTEによる情報配信

(1)エントリー配信
(2)教材販売

[論点]③対価性の問題:IB報酬、他の物、トレード指導の対価として支払うなど

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6 EAの販売

7 MAM/PAMM

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8 ソーシャルトレード/ミラートレード/コピートレード/シストレ

9 ボーナスの損失計上(税務上の問題)

 

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