(節約)【早くやるべき】iDeCo(イデコ)個人型確定拠出年金【お得】

もっと早くやっておけば良かったiDeCo

私がもっと早く始めておけば良かった資産運用(どちらかというと節約に近いか?)はiDeCo(イデコ)個人型確定拠出年金である。

弁護士という職業は通常退職金も厚生年金もない。

従って、自分が引退した後にもらえるお金は基本的には国民年金に限られることになる。

 

iDeCoとは

iDeCoという制度は、ざっくりと言って、

 

①毎月一定額の金額を積み立て(実は支払方式が自由に選べ、1年でまとめて支払えたり、ある月だけ多めに支払うといった方法も選べる。)、

②積み立てられた額で投資商品を選択・購入し(投資信託が基本であるが、元本保証型の商品もある。)、

③60歳まで積立・運用し、60歳になったら、その時点の残高を分割(年金)又は一括(退職金見合い)を選んで受け取ることができる(受給開始年齢は60歳~69歳の間で選べる。それまでは一切引き出すことができない)。

 

という制度だ。

 

iDeCoのメリット

 

このiDeCoのメリットを、ざっくりというと

 

①積立金が、所得控除の対象となる。

②売却益が非課税。

(上記のとおり、60歳までお金を引き出せないが、スイッチングといって、投資商品を買い換えることができるし、年金として引き出すためにはいずれにしても最終的には売却することになる。)

③受け取りの時にも税制優遇がある。

 

という点だ。

 

詳しい制度内容については、私がiDeCo専用口座を開いているSBI証券のホームページでも見て欲しい。

 

私とiDeCo

iDeCoを使うとどうなるかというと、私で言えば、

①毎月68,000円を積み立てている。

②その積立金から、自分で勉強して、投資信託を選んで購入している。

③68,000円×12ヶ月=816,000円を年間積み立て。

④816,00を積み立てることにより、その4割(累進課税制度により、私に係る税率はだいたい4割なのである)、イコール326,400円が節税されることになる(=毎年2月中旬に確定申告し、だいたい3月中旬に還付金として戻ってくる)。

⑤実は2017年途中に始めたばかりなので、累計積立額はだいたい100万円。損益はというとほぼトントン。つまり今のところ節税効果分、得していることになる。

上記のとおり、iDeCoは節税効果が大きいので、ぜひ所得税率が高い方や、退職金がない方にはやってみて欲しい。

 

iDeCoをオススメできない人

他方で、以下のような方にはオススメできないので、念のため付言しておく。

  • 所得税率が低いか、あるいはゼロな方

=住宅ローン控除などの控除が多い方、あるいは、主婦など働いていない人など

  • 日々の生活資金がギリギリな方

=最低でも60歳までお金が引き出せないため。なお、毎月26日に指定した口座から引き落とされることになるが、当日に口座残高が足りず、引き落とされなかったとしても、特段懸念するようなペナルティ(以降、iDeCoが使用できなくなるなど)がなく、26日に引き落とさなかった場合に後日追徴されるようなこともない(したがって、資金繰りに懸念がある月は、口座残高を減らしておくことで対応することもできなくはない)。

なお、投資に興味がなく、どの投資商品を選べばいいか分からないよ、という方は、とりあえず元本保証がある定期預金を指定しておけば、元本を減らさず、節税メリットだけを取ればいいだろう。

 

iDeCo、どうやるの?

iDeCoは、銀行や証券会社で取り扱いがなされている。

なので、iDeCoを取り扱っている銀行や証券会社で専用口座を開設することになる。

私はSBI証券でiDeCo用の口座で開設しているが、楽天のクレジットカードを使用している人や、楽天証券で既にNISAを利用している人は楽天証券で良いと思う。

私が知る限り、楽天証券が一番利用者が多く、SBI証券が二番目に利用者が多い印象だ。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください