[書評]ニック・ウィリアムソン SBCreative 「A4一枚英語勉強法」

1.書評

まず、オススメ度からいうと、初級から中級の英語学習者には是非読んでもらいたい一冊である。
タイトルからすると、①A4一枚の紙を使って、ノートをまとめて勉強する方法の説明書、あるいは、②付録であるA4のイラスト図(下記画像)だけを使って勉強すれば英語が身につくというラクチン勉強法の説明書かと思い、買って読んでみたが、内容は異なっていた。
(英作文にも流用できるが、)主に英会話のときに、どのような順序・体系で考えればスラスラ英文が出てくるか、その筋道を教えてくれる良書である。
日本語と英語では、そもそも主に時制の考え方が異なることから、逐語訳をするのでは、①英語の自然さ、②訳のスピードが確保できないことを論理的に説明すると共に、実際にどのように考えれば、①自然な英語が、②スラスラとでてくるのかを、上記図を用いながら、教えてくれている。
この本が教えてくれる型が頭に入っているか否かで、英語習得のスピードがかなり異なってくるように思われるため、特に英語の根底にある思考(なかなか表現が難しいが、英語の語順は、自分を中心に、身近なところからどんどん離れていく順になるというイメージ)を知らない人は読んでみて欲しい。極めて平易な言葉で書かれているので。
なお、この本も、当然ではあるが、英語を上達するためには、日々の練習・勉強が必要であることを前提としており、これを読んだだけでペラペラになるということはないを念のため、付言しておきたい。

2.要約

第1章:
英語表現の土台は時制であり、英語に訳す時には
①主語→②時制→③肯定文or否定文
の順序で考えるべし。
第2章
英語の表現の幅を広げるためには動詞を覚えるべし。
*覚えるべき動詞集の掲載有り
第3章
形容詞はこう使うべし。
形容詞は通常be動詞+形容詞で現在の状況を顕すが、be(現在形)ではなく現在進行形を用いる場合の使い分けの方法はとても参考になる。
Ex.
①He is kind.(彼は優しい人だ)
②He’s being kind.(彼は今、優しくしてくれている)
第4章
単文の左側にもう一文追加して、こなれた表現にするべし。
第5章
文と文を繋ぐ方法を学ぶべし。
(主に接続詞の考え方の説明)
第6章
複雑な内容は、実は以下のちょい足しで簡単に表現できる。
①形容詞を付け足す ex. I went to bed hungry.
②with+名刺を付け足す ex. I went to bed with a headache.
③動詞ingを付け足す ex. I went to bed wearing contacts.
特に①の型について、シンプルに形容詞をそのまま付けることで良いこと、③の型についてing形は2,3個以上付けての良いこと(ex. I cut my finger cooking watching.)についての説明は、これまで私が持っていた疑問に対する答えが書いてあり、目から鱗だった。
「~しながら」という分詞構文が苦手な方には是非読んでみて欲しい。
上記①~③の方法を複数使う場合の付け足す順序に関する説明もなされている。

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