ブログを始めるに当たって、某サイトで読んだ方が良いと勧められていたのがこの本。
楽天で買いたい方はこちら
嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教えを書いた古賀史健氏の著書。
職業柄、文章を書くことが多いが、漠然と私が考えていたことがたくさん詰まってて、非常にスッキリした。
後輩たちにも是非読んでみてもらいたいし、ブログを趣味で書いている人に限らず、文章を書くことが仕事の中心の人にも是非読んでもらいたい。
参考までに以下に目次を書いておく。
はじめに 「話せるのに書けない!」はなぜか?
第1講 文章は「リズム」で決まる
第2講 構成は「眼」で考える
第3講 読者の「椅子」に座る
第4講 原稿に「ハサミ」を入れる
この本の素晴らしいところは、各講の終わりにその講で言いたかったことが1頁に要約されているところである。
その頁を読めば、だいたいどんな内容が書いてあったのか復習できる。
この本を買うかどうか迷っている人は、本屋でその要約を読んでみて、具体的な内容を読みたくなったら、買えば良い。
著作権の関係で、その要約をここに記載できないのは大変残念であるが、その要約ページだけ私は手元で繰り返し読んでいる。
各講いずれも参考になるが、私が特に意識するようになったのは、古賀史健氏が第1講で述べられている
・文章は「リズム」で決まる
→「接続詞」を意識すれば、文章は論理は破綻しにくくなる。支離滅裂な文章は、文と文の「つなげ方」がおかしい。
端的に言えば、接続詞は大切だということである。
仕事柄、他人が書いた文書をたくさん読むことが多いし、論理的な思考が必要とされる場面(特に裁判などで法解釈・法適用が問題となる場面など)が多いが、しっくりこない書面は接続詞の使い方がおかしく、論理的ではない文章が多い。
私自身、論理的な文章を書くよう、心がけているつもりではあるが、改めて接続詞を正しく使用することを意識したいと思った。
是非、一度、皆様にも読んでもらいたい。
なお、古賀史健氏も最後に書かれているが、この本を読むだけでは文章を書く力は向上しない。
実際に文章を書いてみることが肝要である。ということでこのブログを書いたのであった。
コメントを残す