第1 Pacific Unionとは
1 Pacific Unionとは
Pacific Union(パシフィックユニオン)は、2021年に日本に上陸した新興ブローカーである(世界各国では既に5年間以上の運営実績があるらしい)。
2021年6月現在、「Pacific Union」で検索エンジンで検索をかけると全く関係ない会社のWebSiteが上位に来ているので注意が必要である。ちなみに「Pacific Union fx」で検索エンジンで検索をかけても、個人運営のブログなどが最上位に来ることが多い・・・
迅速にブログに記事にできている人は、私を含め、ブローカー側から紹介を打診された人じゃないだろうか?
とりあえず、私が使ってみた感想について、率直なところを記事にしたいと思う(私ほど、同社を使ってる人は日本にはいないと思う。多分)。
2 Pacific Unionの運営主体・ライセンス
Pacific Unionは、Pacific Union Limitedという金融サービス会社によって運営されているFX事業の商標である。Pacific Unionは、セーシェルの金融庁に登録している(登録番号はSD050)。
上記だけだと、信用に足るかどうかは判断しかねるので、長期的に利用して検証してみる必要がある。
第2 PACIFIC UNIONの強み・弱み
1 Pacific Unionの強み
実際に私が使用してみてのPacific Unionの良さを挙げたい。
(1)スプレッドが狭い
主要通貨ペアは海外ブローカーの中では狭い方。但し、同じ時期に日本に上陸したThreeTraderと比較してしまうと、スプレッドは当然ながら広いため、本ブローカーを利用する理由とするには弱い。
(2)スワップポイントが良い
あくまで他社と比べてだが、スワップポイントがトレーダーにとって有利に設定されているので、長期保有にも向いている。
但し、スワップポイントにおいても、ThreeTraderの方がトレーダーにとって有利。
(3)NDD(ノーディーリングデスク)方式を採用
日本内外のブローカーの多くは、DD(ディーリングデスク)方式を採用している。いわゆるノミブローカーであり、為替取引を市場とではなく、当該ブローカーとのみの間で行う方式が採用されている。すなわち、トレーダーが勝利すれば、ブローカーは損をする関係にあるため、利益相反が生じやすい(ストップロス狩りなど)。NDD方式の場合、市場との取引を媒介するのみであり、実際にブローカーとの間では取引は生じない。したがって、不正が行われにくいトレード環境にあると言える。
(4)NDDなのにボーナスがある
NDD方式を採用しているにも関わらず、入金ボーナス(初回50%、以降20%)を提供している。但し、スタッフによる手動付与ではないため、入金後即付与にはならない(最も遅くて翌営業日に付与)。また、入金ボーナスの対象口座は最初に作った一つの口座に限定される(トレード口座をたくさん持てるけど、ボーナス対象はそのうちの一つだけ)。
(5)入金方法が多彩
クレジットカード、国際送金、bitwallet、Sticpayその他のe-walletに加えて、暗号通貨の利用可能である。
(6)セルフバック率が高い
セルフIBができ、そのバック率が高めに設定されている(本サイト経由でIB登録すると、通貨ペア0.7pipsに設定され、少しだけ同社のHPから登録するより有利)。キャッシュバック額は一日毎に集計され、翌日には出金・トレード利用ができる。
2 Pacific Unionの弱み
一方、Pacific Unionの弱みは以下のとおり。
(1)レバレッジは最大500倍に留まる
日本のブローカーの25倍と比較すると、ハイレバレッジだけど、海外ブローカーの中では低い方(Exnessなんかは、レバレッジ無制限だし・・・)。特に資源国通貨は50倍、暗号通貨は20倍。。。
(2)ロスカット率は50%
ロスカット率は50%に設定されている。証拠金維持率が150%になった時点で、MT4の画面が赤くなる(アラートが他のブローカーよりも早い)。
(3)HPの日本語が洗練されていない
これは新興ブローカーあるあるだが、日本語がGOOGLE翻訳を使ったような感じになっている・・・これは時間の経過とともに改良されることを祈る。
(4)クレジットカードの入出金問題
同社曰く、VISAだけで他のカードブランドは問題ないようであるが、入金時に為替手数料が発生し、出金時に為替差損・差益が発生する。現在、決済会社を変更中のようであるが、VISAは使用しないことをオススメです。
(5)ゼロカットの執行が遅い
主に入金ボーナスの対象口座に限られる話かもしれないが、残高がゼロを下回った場合のゼロカットもスタッフによる手動であるため、申請が必要である。申請後、ゼロカットされるまで2営業日かかった・・・そして、ゼロカットされた場合、ボーナスが全部消失してしまうので、注意されたい。例えば、残高-40,000円、ボーナス45,000円の場合、自動でゼロカットされて、ボーナスが5,000円残るという処理がされるのが一般的であると思うが、ボーナスはゼロ円になる。
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