第1 ThreeTraderとは
1 ThreeTraderとは
ThreeTrader(スリートレーダー)は、2021年に上陸した新興ブローカーである。
2021年6月現在、検索エンジンからは同社のWebSiteには辿り着くことが難しい。。。。
2021年5月に正式にロンチしたようだが、検索エンジンの上位に来ていない。
迅速にブログに記事にできている人は、私を含め、ブローカー側から紹介を打診された人じゃないだろうか?
とりあえず、私が使ってみた感想について、率直なところを記事にしたいと思う(未だ検証中。他の方はちゃんと長く使っているのだろうか。)。
2 ThreeTraderの運営主体・ライセンス
ThreeTraderは、ThreeTrader Global Limitedという金融サービス会社によって運営されているFX事業の商標である。ThreeTraderは、バヌアツの金融庁サービス委員会に登録している(登録番号はVFSC 40430)。
上記だけだと、信用に足るかどうかは判断しかねるので、長期的に利用して検証してみる必要がある。
第2 ThreeTraderの強み・弱み
1 ThreeTraderの強み
実際に私が使用してみてのThreeTraderの良さを挙げたい。
(1)スプレッドが狭い
以下の画像のとおり、主要通貨ペアは国内ブローカー並にスプレッドが狭い。なお、貴金属・資源国通貨も他の海外ブローカーに比べて狭い。
(2)スワップポイントが良い
あくまで他社と比べてだが、スワップポイントがトレーダーにとって有利に設定されているので、長期保有にも向いている。
私はEURTRYショートを長期保有中である(他社と比較して、スプレッドも狭く、エントリーし易いことに加えて、1LOTで3000円強スワップポイントが発生する)。
(3)NDD(ノーディーリングデスク)方式を採用
日本内外のブローカーの多くは、DD(ディーリングデスク)方式を採用している。いわゆるノミブローカーであり、為替取引を市場とではなく、当該ブローカーとのみの間で行う方式が採用されている。すなわち、トレーダーが勝利すれば、ブローカーは損をする関係にあるため、利益相反が生じやすい(ストップロス狩りなど)。NDD方式の場合、市場との取引を媒介するのみであり、実際にブローカーとの間では取引は生じない。したがって、不正が行われにくいトレード環境にあると言える。
(4)ロスカット率は20%
ロスカット率は20%に設定されており、証拠金ギリギリまでトレードができる。まぁ、この点はロスカットされた場合の残余財産が少なくなることを意味するので、デメリットにもなり得るが・・・
(5)入金方法が多彩
クレジットカード、国内送金、bitwalletに加えて、USDT(暗号通貨)の利用可能である。
(6)クレジットカード入金が現金で出金される
クレジットカード入金した後、一度トレードを行えば、以降は、元本部分も含めて、bitwallet出金か、国内送金出金になる(クレジットカード出金が選択肢から消える)。クレジッドカード出金が原則だと、負けが混むと利益を現金として出金ができなくなるし、計算が面倒なので、個人的にはこれは一番有難い。なお、Bitwallet出金を用いたところ、当日出金だった。
(2021年7月7日追記)クレジットカード返金に関するレギュレーションが少し変更している。1回の出金額が、クレジットカード入金額を上回る場合には、当該入金額まではクレジットカード出金、残りは銀行送金orBitwallet出金になるようだ。例えば、10万円を入れて、12万円にした後、①6万円×2回で出金すると、いずれもクレジットカード入金額を下回るので、2回とも銀行送金orBitwallet出金である一方で、②12万円一回で出金申請すると、10万円はクレジットカード出金で、残りの2万円が銀行送金orBitwallet出金となるという歪な感じになっている・・・
(7)日本人スタッフが迅速に対応
新しいブローカーなので、不明点がしばし生じるが、日本語で迅速に返信がある。
(8)独自のポイントシステム
1LOTあたり10ポイントが貯まり、貯まったポイントはキャッシュバック又は電子機器と交換できる。
1,666pt | 100$のCB |
833pt | 50$のCB |
166pt | 10$のCB |
3,333pt | AirTag |
8,333pt | AirPods Max |
25,000pt | Iphone 12pro |
11,666pt | Iphone mini |
5,000pt | Dyson Pure Cool Me BP01GC |
16,660pt | Dyson V11 Complete Pro vacuum |
33,330pt | RAZER BLADE15 |
2 ThreeTraderの弱み
一方、ThreeTraderの弱みは以下のとおり。
(1)レバレッジは最大500倍に留まる
日本のブローカーの25倍と比較すると、ハイレバレッジだけど、海外ブローカーの中では低い方(Exnessなんかは、レバレッジ無制限だし・・・)。特に資源国通貨は50倍、暗号通貨は5倍。。。
(2)ボーナスはない
NDD方式を採用している結果、ボーナスキャンペーンは現状予定されていない。
(3)スプレッドが広がる
週末ではない午前6時台にレートを確認したところ、スプレッドが相当広がっていた・・・USDJPYで10pipsくらいだから許容範囲かもだが、EURTRYが700pipsくらいまで広がっていた(普段は90-100pips)。特に取引量が少ない時間帯・通貨ペアは10倍くらいに広がる可能性があるので、注意したい。
(4)HPの日本語が洗練されていない
これは新興ブローカーあるあるだが、日本語がGOOGLE翻訳を使ったような感じになっている・・・これは時間の経過とともに改良されることを祈る。なお、スマホ用のコンテンツについて、一部対応できていないところがあるようで、スマホで操作できない場合には、PCを使ってみて欲しい。
ひとまずは3週間くらい使った感想だが、随時記事は充実させていく予定である。
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